OLぱむだの山と本

北海道在住の会社員です。山と読書と日々の暮らしを徒然なるままに

ときめき片付け法 三度目の片付けビッグウェーブ

ときめき片付け法の著者 こんまりさんは、私の人生に大きな影響を与えた人の一人。会ったこともないけれど。

彼女の提唱する片付け法はシンプルで、ときめかないものは、手放す、というだけ。

右脳で考えるのではなく、左脳で感じるのだ。

 

「人生がときめく」とまで言ってしまっているところや、

サンマーク出版なところとか、ちょっとうさんくさい気がするのが、すごくいい本!!

好きじゃないもの (ときめかないもの) は、理屈をこねたって好きにはなれないのだ。

この本に出会ったのは五年くらい前で、メルカリでいらないものを売りまくり、

売れないものは捨てまくった。

 

けれど、この片付けは、一回したら終わりではなくて、何度でもくる。

自分の人生も進んで、考え方も変わってくるから。

この五年で三回くらい、ときめき片付け大寒波がきた。

大寒波にしたのは、「変わりたい!変わらなきゃ!」と心が大時化で

寂しいときに来る波だから。

 

今までのビッグウェーブで手放したのものは

一回目の時 …学生時代の服や元彼にもらったもの

二回目の時 …その時のOL服 (MORE系)

三回目の時 …その時のOL服 (oggi系) や冷えとり靴下や趣味だと思っていたもの

 

三回目が過ぎた今は、会社用の服がほとんどなくなった。スーツすら持っていない。

趣味の登山系の服がメインとなった。

クローゼットを開けるたび、ときめきく。

そして、今の仕事好きじゃないのかな、と思う。

年齢に合わせたそれっぽい格好をして会社で働き、ずっとOLの擬態をしている。

服だけでなく、食べるものとか、休日の料理教室とかも。他人の一日みたいだった。

 

もし会社に着ていける服がゼロになったら、会社を辞めるときなのだろうな。

お手軽登山しかしたことないけど、この装いなら山小屋に住み込みで働くのかしら、と夢想する。

 

こんまりさんの言葉を自分なりに解釈すると、

過去への執着と未来への不安があるから、ときめかないものが溜まってしまう。

今ときめくものを大切にして、今を生きろ!って。

 

人生がときめく片づけの魔法