OLぱむだの山と本

北海道在住の会社員です。山と読書と日々の暮らしを徒然なるままに

札幌 公共交通機関で登山① 大通駅から30分!! 藻岩山

私自身がマイカーを持っておらず、公共交通機関で山に向かっています。

公共交通機関でいける山を紹介していきます。

 

藻岩山 基本情報

標高 531m

アクセス ★★★★★

トイレ ★★★★★

難易度 ★★

景色  ★★★

寄り道 ★★★★★

藻岩山は札幌から抜群のアクセス、ほど良い難易度にも関わらず、

札幌が一望できる景色と可愛いお花がたくさんあるところが魅力です。

また、登山口にはコンビニ、山頂には綺麗な水洗トイレがあるので

初めての方も安心して登ることができます。

何より!!登って疲れてしまったら、

ケーブルカーで帰るという手段も

安心感もあります。

さらに、おしゃれなカフェや

厳かな北海道神宮のある円山公園駅なので、

下山後の寄り道も楽しいです!!!

 

今回は、一番メジャーで楽しい慈啓会ルートを紹介します。

 

アクセス

地下鉄東西線  大通駅 → 円山公園駅下車 (3駅 約5分)

バス 循環円10 or 11  円山公園駅駅前 → 慈啓会前下車 (8駅 約8分)

バス下車後、登山口まで徒歩約2分

 

時間

登り 約1時間〜1時間30分

下り 約40分〜1時間

※あくまで目安です

 

山頂からの眺め

山頂のロープウェイ駅の屋上から、素敵な景色が楽しめます!!

f:id:Pamda:20190601195650j:plain

山頂からの眺め1

f:id:Pamda:20190601195759j:plain

山頂からの眺め2 恵庭岳

 

f:id:Pamda:20190601195940j:plain

山頂からの眺め3 樽前山や恵庭岳など


お花など

f:id:Pamda:20190601200344j:plain

ニリンソウ

f:id:Pamda:20190601200415j:plain

エゾヘビイチゴ

f:id:Pamda:20190601200511j:plain

ガクアジサイ


寄り道ご飯・行動食

円麦

あんぱんのとても美味しい、こじんまりした可愛いパン屋さん。

ここで買ったパンを山頂で食べるのも楽しい。

円山公園駅から徒歩3分。

中央区南3条西26丁目2-24

(営業時間7時〜17時 売り切れ次第終了)

マックスバリュ マルヤマクラス店

円山公園駅直結。地下鉄下車後、ここで食べ物や飲み物を調達してからバス停へ。

(営業時間7時〜23時)

 

marumugi.wixsite.com

 

 

セイコーマート 旭ヶ丘4丁目店

慈恵会前のバス停降りてすぐ。お菓子、セコマの大きいおにぎりはここで調達。

不安ならトイレも行っておこう。

(営業時間6時〜24時)

 

六花亭 神宮茶屋店

北海道神宮すぐ。

ここでしか食べられない判官さまというあんこが入ったお餅はとっても美味。

ほうじ茶は無料サービス。下山後、お参りついでに立ち寄ろう。

(営業時間9時〜17時)

 

登山ルート

f:id:Pamda:20190601195416j:plain

藻岩登山ルート 右下の慈啓会病院入り口をおすすめします

リンク

藻岩山の登山 - 札幌もいわ山ロープウェイ

札幌もいわ山ロープウェイ - 北海道の観光名所

 

 

 

 

 

 

 

ひとり登山のすすめ 「ひとり登山へ、ようこそ!」鈴木みき

GWにひとりで近所の山に登山へ。 (札幌市民にはお馴染みの藻岩山)

上りは、賑わう道 (慈恵会病院ルート)。

帰りは、北の沢ルートを選択し、ほとんど誰ともすれ違わず…

がさっと音がしたときや、天気が怪しくなったとき、ひとりだと心細くて不安になる。

だけど、けれど!!それ以上にひとり登山は自由で気楽!!!

 

ランニングやヨガと同じで、ひとり登山も体を整える以上に心を整えていると思う。

雑念を取り払って、心を静かにしている。呼吸を整えている。

私は、よくも悪くもマルチタスク

大抵は一つのことをしながら、別のことを考えている。

それに、まだどうなるかわからない未来を考えて不安になったりする。

ひとり登山中も煩悩と雑念まみれだけど、自分の内側と対話できるときがある。

表層のやるべきことではなく、今の自分のことに。

天気や汗のかき具合を見ながら服のレイヤリングを考えたり、

岩場では次の足、その次の足の着地場所を考えたり…

目の前のことを考えているだけなのに、気持ちが自分に向いていく。

 

鈴木みきさんは、心のスペース、心の余裕を、心にある風船にたとえた。

風船が、しぼんでいたら、触れた程度でも、すぐ傷つく。

反対に、まあるく膨らんでいたら、ちょっとや、そっとじゃ傷つかない。

風船が何で満たされているかは、人それぞれ。

みきさんの風船は山に行くと膨らむ。私もそう。

私の風船の中身は、山にいる充実感。今を生きてると感じる充実感だと思う。

会社にいると、今は常に前年、前々年と比較され、成長が求められる。

それは、来年度もずっと続く…

私自身も、100年時代の人生設計を考えないとだし…

山に行くと、そういうことを気にしなくていいから好きだ。

そして、こんなくだらないことをずっと考えている、

すごくちっぽけな私も受け入れてくれる山が好きだ。

ひとり登山は、とても魅力的だ。

 

ひとり登山へようこそ!?女子のための登山入門

 

moiwa.sapporo-dc.co.jp

 

ときめき片付け法 三度目の片付けビッグウェーブ

ときめき片付け法の著者 こんまりさんは、私の人生に大きな影響を与えた人の一人。会ったこともないけれど。

彼女の提唱する片付け法はシンプルで、ときめかないものは、手放す、というだけ。

右脳で考えるのではなく、左脳で感じるのだ。

 

「人生がときめく」とまで言ってしまっているところや、

サンマーク出版なところとか、ちょっとうさんくさい気がするのが、すごくいい本!!

好きじゃないもの (ときめかないもの) は、理屈をこねたって好きにはなれないのだ。

この本に出会ったのは五年くらい前で、メルカリでいらないものを売りまくり、

売れないものは捨てまくった。

 

けれど、この片付けは、一回したら終わりではなくて、何度でもくる。

自分の人生も進んで、考え方も変わってくるから。

この五年で三回くらい、ときめき片付け大寒波がきた。

大寒波にしたのは、「変わりたい!変わらなきゃ!」と心が大時化で

寂しいときに来る波だから。

 

今までのビッグウェーブで手放したのものは

一回目の時 …学生時代の服や元彼にもらったもの

二回目の時 …その時のOL服 (MORE系)

三回目の時 …その時のOL服 (oggi系) や冷えとり靴下や趣味だと思っていたもの

 

三回目が過ぎた今は、会社用の服がほとんどなくなった。スーツすら持っていない。

趣味の登山系の服がメインとなった。

クローゼットを開けるたび、ときめきく。

そして、今の仕事好きじゃないのかな、と思う。

年齢に合わせたそれっぽい格好をして会社で働き、ずっとOLの擬態をしている。

服だけでなく、食べるものとか、休日の料理教室とかも。他人の一日みたいだった。

 

もし会社に着ていける服がゼロになったら、会社を辞めるときなのだろうな。

お手軽登山しかしたことないけど、この装いなら山小屋に住み込みで働くのかしら、と夢想する。

 

こんまりさんの言葉を自分なりに解釈すると、

過去への執着と未来への不安があるから、ときめかないものが溜まってしまう。

今ときめくものを大切にして、今を生きろ!って。

 

人生がときめく片づけの魔法

 

 

 

ここではないどこかへ

ここではない、どこかに行きたい。
前いた場所でも思っていた。

進学、就職、転勤で、色々な場所に住んできた。
たまに、私は安住の地を探しているのか、と思うときがある。
未だに見つかってはいないけれど…

いつも、ここではないどこかに行きたくて、新しい場所を求めている。
今の場所が嫌というのでもなく、飽きたというのとも違っていて
ただ、いつも異邦人でいたい。

仕事や環境に慣れてしまうのが、全く好きではないのだ。
仕事は慣れると楽だけど、その途端にルーチンと化してつまらなくなる。
前の職場の昼食は、社内食堂でいつも同じメンバーだった。
十年後や二十年後も、彼女たちは同じ顔ぶれで
昨日見たドラマの話をしているのかと考えると
その果てしなさに目眩がした。
私は、彼女たちにとって、ただの通りすがりでいたい。

久しぶりに再会して、思い出話に花を咲かせる、なんてしたくない。
一緒にいる、今その時間を楽しみたい。

最近仲良くなった人に「将来どこに住みたいですか?」と聞いたら
「どこにも住みたくない」という答えだった。
私もそうかもしれない。
安住の地を探しているようでいて、どこにも馴染みたくないのだ。

 

 

 

カールとカールの偽物

私の住んでいる地域で、カールは終売した。
けれど、カールの偽物がいっぱい出回っている。

偽物を食べる。カールの味だけど、カールじゃない。
一口目はゆるーくふわっとしていて、
食べ終えると口の中がベターってして嫌な感じがする。
現代のお菓子とは違う。
同じコーン系のスナックでも、
スコーンやチートスは最後までカリカリで、ベトベトはしない現代のお菓子だ。

ベトベトしてても許されるのはカールだからであって、
偽物は、単なる古い時代のお菓子でしかない。

パッケージや思い出も込みだからこそ、カールはカールとして特別なのだと思う。
偽物は、その他大勢なのだ。

 

明治 カールチーズあじ 64g

「食べない人達」 不食が羨ましい

不食の人が羨ましい。  

不食だと、とらわれない生き方、自由な生き方ができる気がして羨ましい。
ファスティングと関係なく、普通の日にやってみようとしたら、
やはりお腹が空いてしまった。
 
彼ら・彼女らは食べなくてよいので、
どこにでも行けて、どこにでも住めるのだ。
アマゾンに行ったりするし、遭難しても不安にならない。
飢えによる不安がないのが羨ましい。
 
また、時間の使い方を考える。
彼らは、とてつもなくパッションをかける何かがあり、
むしろ食事の時間がない方が時間が有意義に使えて嬉しいのだ。
私は、何か口にすることで、暇つぶしをしている。
 
 
私は、仕事の休憩時間に、
お腹がすいてなくても何となくおやつを食べてしまう。
あの狭いスペースで、短時間でできる気分転換なんて限られているのだ。
 
会社の偉い人たちは、こぞって会食に行く。
時間をかけて、美味しいものを食べて、飲む。
彼らも暇を持て余しているのだろうか。
 
飛行機の長時間のフライトも暇を持て余す。
お腹は空いてないのに、どんどん出てくるから
家畜場のブタみたいだな、と思いながらどんどん食べる。

食べたら眠くなって、思考が麻痺してくる。
客室乗務員も、ぼけーっとしている客の方が扱いやすいだろう。
 
 
 

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

 

日経WOMANファンタジー

アダルトビデオが男のファンタジーなら、日経WOMANは女のファンタジーだと思う。


今月号の日経WOMANを買った。
特集は「私が変わる!新習慣」、別冊付録は「1000万円貯める」
私の願望が丸わかりで恥ずかしい。

手取り20万、一人暮らしでも月5万貯まるのって、本当にファンタジーだと思う。
美容費が月5千円ってどういうことなんだろう。
相当ダサい格好しているか、そうでなければパトロンがいるのではないか。
メルカリやユニクロを上手に活用してるとか記事になってるけど、非現実的だ。
だって私たちは社会人なのだ。それなりの格好をして会社に行かなければならない。
それには、そこそこ上品な服もいるし、化粧もいるし、美容院代だって必要だ。
そして、それらは消耗品なのだ。

日経WOMANに出てくる女性は、大きく二通りいる。
仮名で顔を出さず、節約生活の秘訣を教えてくれる女性。
もう一人は、実名・顔出しで、今の仕事のやりがいを語る女性。

後者の女性は、前者のような節約生活をしてはいないと思う。
大事な商談のときには、ユニクロの服や
5年前に買ったスーツで得意先になんて向かわない。
やりたいことで忙しくて、このような節約特集を読んでる暇もないのではないか。

なぜこの相反するタイプの女性を日経WOMANは載せるのか。
二つを両立した女性なんて、存在していない気がする。
けど、読者からの需要があるから、この2タイプを載せるはず。

私のような読者は、将来に不安になったりもするし、
バリバリ働く女性に憧れてたりもする。
けれど、どっちになる覚悟もない。
記事を読むだけで、何も行動していないのかもしれない。

私は、実名・顔出しをする側の女性になりたい。
将来は不安だけど、今を生きている人になりたい。

 

日経ウーマン 2019年 2 月号